分散システムの振る舞いモデル自動合成のためのネット理論展開

• 研究課題/領域番号: 23500045
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: ソフトウエア
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 宮本 俊幸 大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (00294041)
• 研究期間 (年度): 2011-04-28 – 2015-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2014年度)
• 配分額: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円); 2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
• キーワード: ソフトウェア開発効率化・安定化 / ソフトウェア工学 / アルゴリズム / 情報システム / ソフトウェア学 / エージェント

研究成果の概要

高信頼ソフトウェアの開発は，安心・安全な社会を実現する上で必要不可欠である。本研究では，抽象的な要求仕様から分散システムを構成するモジュールの振る舞いモデルを自動合成する問題に取り組んだ。要求仕様から振る舞いモデルを自動合成するためのペトリネットを用いた手法を提案した。また，提案手法をUMLモデリングツールのプラグインとしてソフトウェア実装した。提案手法はモデルの理解しやすさの点で既存手法より優れていた。

研究成果

• [雑誌論文] An Approach for Synthesizing Intelligible State Machine Models from Choreography Using Petri Nets (2014)
  • 著者名/発表者名: Toshiyuki Miyamoto, Yasuwo Hasegawa, and Hiroyuki Oimura
  • 雑誌名: IEICE Transactions on Information and Systems 巻: E97.D 号: 5 ページ: 1171-1180
  • DOI: 10.1587/transinf.E97.D.1171
  • NAID: 130004519232
  • ISSN: 0916-8532, 1745-1361
  • 査読あり / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] Modular Reachability Analysis of Petri Nets for Multiagent Systems (2013)
  • 著者名/発表者名: Toshiyuki Miyamoto and Kyota Horiguchi
  • 雑誌名: IEEEE Transactions on Systems, Man, and Cybernetics: Systems 巻: 43 号: 6 ページ: 1411-1423
  • DOI: 10.1109/tsmc.2013.2250278
  • 査読あり
• [学会発表] A Tool to Synthesize Intelligible State Machine Models from Choreography using Petri Nets (2013)
  • 著者名/発表者名: Toshiyuki Miyamoto and Hiroyuki Oimura
  • 学会等名: International Workshop on Petri Nets and Software Engineering 2013
  • 発表場所: Milan, Italy
• [学会発表] コレオグラフィ実現問題に対するペトリネットを用いた手法の実装 (2013)
  • 著者名/発表者名: 老邑博行，宮本俊幸
  • 学会等名: 電子情報通信学会基礎・境界ソサイエティ大会
  • 発表場所: 福岡工業大学
• [学会発表] A Petri Net Approach to Synthesize Intelligible State Machine Models from Choreography (2012)
  • 著者名/発表者名: Toshiyuki Miyamoto, Yasuwo Hasegawa
  • 学会等名: International Workshop on Petri Nets and Software Engineering 2012
  • 発表場所: Hamburg, Germany
• [学会発表] SMTソルバーを用いたUML状態機械の有界モデル検査に関する一考察 (2012)
  • 著者名/発表者名: 新村 勇人
  • 学会等名: 電子情報通信学会システム数理と応用研究会
  • 発表場所: 高知市文化プラザかるぽーと(高知県)
• [学会発表] cbUMLのコミュニケーション図から状態機械への変換およびそれらの形式的意味について (2012)
  • 著者名/発表者名: 長谷川 泰央
  • 学会等名: 電子情報通信学会システム数理と応用研究会
  • 発表場所: 高知市文化プラザかるぽーと(高知県)
• [学会発表] ブリッジ除去による UML コミュニケーション図から UML 状態機械図への変換手法の正当性について (2011)
  • 著者名/発表者名: 長谷川 泰央
  • 学会等名: 第55回システム制御情報学会研究発表講演会
  • 発表場所: 大阪大学コンベンションセンター(大阪府)
• [学会発表] ペトリネットを用いたサービス振る舞いモデルの自動合成 (2011)
  • 著者名/発表者名: 宮本 俊幸
  • 学会等名: 電子情報通信学会ソサイエティ大会
  • 発表場所: 北海道大学(北海道)
• [学会発表] Modular Reachability Analysis in Fundamental Class of Multi-agent Nets (2011)
  • 著者名/発表者名: Toshiyuki Miyamoto
  • 学会等名: IEEE IECON 2011
  • 発表場所: クラウン国際会議場(メルボルン，オーストラリア)
• [学会発表] SOAに基づくシステムの設計検証のためのUMLサブセット (2011)
  • 著者名/発表者名: 長谷川 泰央
  • 学会等名: 電子情報通信学会システム数理と応用研究会
  • 発表場所: 山口大学(山口県)
• [備考] CSCB Tools
  • URL: http://is.eei.eng.osaka-u.ac.jp/miyamoto/index.php?CSCB
• [備考] CSCB Tools
  • URL: http://is.eei.eng.osaka-u.ac.jp/miyamoto/index.php?CSCB