研究課題
基盤研究(C)
大規模なセンサネットワークにおいて、ルーティングなどの制御を集中的に行うことは不可能であるため、局所的な情報に基づいた自己組織的な制御手法が提案されている。しかしながら、自己組織的な制御のみでは、ネットワーク全体の動作を望ましい方向に制御できるという保証はない。そこで本研究では、複数のシンクノードで構成される大規模なセンサネットワークにおいて、シンクノードのポテンシャル値を外部から制御することで、センサノードが自己組織的にポテンシャル値のみでルーティングを実現する方法が有効であることをシミュレーションによって示す。さらにこのアーキテクチャをスマートメータリングシステムに適用する。
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