研究課題/領域番号 |
23500320
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
認知科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
河西 哲子 北海道大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (50241427)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 視覚情報処理 / 空間的統合 / 選択的注意 / 知覚的体制化 / 事象関連電位 / 視覚 / 注意 / 物体 / 空間 / 選択 / 統合 / 体制化 / 知覚 / 視覚システム |
研究概要 |
特定の位置に注意を向けたとき、その位置が含まれる物体やまとまり全体に注意が広がる傾向があることが知られている。本研究は脳活動の高い時間解像度を持つ脳波・事象関連電位を用いて、出現した物体に対する注意拡散の様相を検討した。複数の実験の結果から、以下の3段階の注意過程が同定された。物体出現後150 ms付近における図として表象された知覚的まとまりへの注意拡散、250 ms付近における分離された物体の選択、350 msにおけるトップダウン的な注意と注意拡散の相互作用過程である。さらにこれら過程には系統的な個人差があることも見出された。
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