研究課題/領域番号 |
23500323
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
認知科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
原田 悦子 筑波大学, 人間系, 教授 (90217498)
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研究分担者 |
須藤 智 静岡大学, 大学教育センター, 講師 (90548108)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 認知的加齢 / 認知工学 / 学習過程 / GMLT迷路学習課題 / エピソード記憶/潜在記憶 / エラーレス学習/エラーフル学習 / 方略の一貫性 / 手がかり検出 / cognitive aging / learning process / 顕在/潜在過程 / GMLT グルトン迷路課題 / strategy / transfer task / 血行力学反応 SBP / 手がかり意味の検出 / 学習 / GMLT迷路学習 / ルール発見 / エピソード記憶/顕在記憶 / 方略 / 発話・行動プロトコル分析 / GMLT 迷路学習 / プロトコル分析 / 記憶の二過程理論 / 人工物利用とデザイン / 潜在論理構造 |
研究概要 |
高齢者のICT機器利用がなぜ難しいのか,利用時の問題解決に伴う学習に原因があると考え,系列的な問題解決学習過程を観るGMLT (Groton迷路学習課題)を用い,一連の実験で年齢群比較を行った.隠された正解経路の試行錯誤的な探索学習では,探索方略,及びエピソード記憶の明瞭な想起可能性が大きく影響していた.次に正解を示唆する「埋め込み手がかり」の意味獲得過程の検討では,確率的な複雑な手がかりでは若年群のみ意味獲得がみられたが,単純で決定論的な手掛りでは高齢者も問題解決学習が促進された.しかし,転移課題,経路再生課題では手掛りの効果が群間で異なり,手掛り利用にも加齢効果の存在可能性が示された.
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