研究課題/領域番号 |
23500335
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
認知科学
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研究機関 | 名古屋大学 (2012-2013) 中部大学 (2011) |
研究代表者 |
清河 幸子 名古屋大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (00422387)
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研究分担者 |
松香 敏彦 千葉大学, 文学部, 准教授 (30466693)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 洞察問題解決 / 実験系心理学 / 計算機モデリング / 認知科学 / マルチエージェントシミュレーション / 行動実験 / 潜在認知 |
研究概要 |
行動実験により,自ら目標設定を行うことは,目標を固定的なものと捉えると洞察問題解決を阻害するのに対して,暫定的な作業仮説として捉えた場合には,むしろ促進することが明らかとなった。また,洞察問題解決過程を意識的にモニターすることは困難であり,無意識的なプロセスが関与している可能性が示唆された。計算機モデリングによって,他者の情報を利用することによって,問題解決のスピードが速まるだけでなく,多様なアイデアが創発することが明らかとなった。また,技術伝達モデルにおいて「アーリー・アダプター」と呼ばれる,知識が少なく,新技術への積極性が低い個人において,イノベーションが起こる頻度が高いことがわかった。
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