研究課題
基盤研究(C)
本研究で対象とするGタンパク質共役型受容体(GPCR)は重要な創薬ターゲットであるにもかかわらず,これまで結晶構造解析で立体構造が解明されたものは数種類しかない.さらにGPCRは構造の揺らぎが大きいため、コンピュータによる構造予測の精度に限界がある.そこで本研究では、GPCR特有の構造の揺らぎを考慮した新しい構造予測方法を開発した.具体的には、GPCRとその既知のリガンドとの結合シミュレーションをモジュール化して進化計算に組み入れることで,揺らぎによって起こる様々な構造のなかから最良構造を探索できる手法を提案した.ロイコトリエン受容体を例として,本手法の効果は実証された.
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Journal on Innovation and Sustainability
巻: Vol.5, No.2 ページ: 78-86
The Scientific World Journal
巻: 2012 ページ: 1-11
10.1100/2012/691579