研究課題/領域番号 |
23500395
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経科学一般
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
飛田 秀樹 名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00305525)
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連携研究者 |
三角 吉代 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 助教 (70529148)
増田 匡 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 助教 (10423641)
石田 章真 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 助教 (20632607)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | enrichment / emotion / growth / CART / dopamine / amygdala / ADHD / rat / 扁桃体中心核 / うま味 / GABA / 弧束核 / 攻撃性 / ドパミン受容体 / ドパミン / 豊かな環境 / 側坐核 / 内側前頭葉 / メタボローム解析 / 多動性 / モデルラット / コカイン / オープンフィールドテスト / 内側前頭野 |
研究概要 |
注意欠陥多動性障害モデルラのSHRラットを用い、発育期の外部環境(豊かな環境飼育、通常飼育、孤独な環境飼育)による情動行動の変化と脳内ドパミン神経系の変化をコカイン&アンフェタミン調節性転写物 (CART)に注目し解析した。 その結果、豊かな環境飼育(EE)群では、他群に比べオープンフィールド試験で多動性が減少、社会性試験で社会性が亢進していた。EE群では、CART 発現が扁桃体で上昇し、免疫染色により中心核での強い発現が確認された。さらにパルブアルブミン非陽性のGABA陽性細胞に共発現することも確認された。本研究から、発育期の環境がCARTを介して情動行動の形成に影響することが示された。
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