研究課題
基盤研究(C)
脳の性差は出生前後に精巣由来のアンドロゲンの作用を受けるか否かで恒久的に構築されるが、このアンドロゲンの効果を成体まで維持する分子機構は不明であった。研究代表者は、従来の研究で、ヒストンアセチル化とDNAメチル化のエピジェネティック制御が、この機構の本体であることを示してきた。本研究では、脳の性分化過程において、異なるエピジェネティック機構がどのように相互作用することで、脳の性分化が成し遂げられるのか解明を行った。その結果、特に脳の性分化初期制御過程においてヒストンアセチル化、ヒストン脱アセチル化、DNAのメチル化といったエピジェネティックス機構間に上下関係が存在することが示唆された。
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すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 10件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (30件) (うち招待講演 6件) 備考 (3件)
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