研究課題/領域番号 |
23500408
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経科学一般
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研究機関 | 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター (2013) 公益財団法人東京都医学総合研究所 (2011-2012) |
研究代表者 |
上田 健治 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター, 病院・副院長室, 研究生 (90261180)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | シヌクレイン / ミトコンドリア / ATP産生 / チューブリン / 神経突起伸長 / 細胞増殖 / ドーパミン / カルパイン / αシヌクレイン / MAP / 微小管 / 神経変性 |
研究概要 |
我々が、アルツハイマー病脳のSDS不溶性成分の分析から未知分子として見出したαシヌクレインは、その遺伝子の変異体が優性遺伝型パーキンソン病の疾患責任遺伝子として同定された。しかし、αシヌクレインの生理的機能の詳細は不明のままである。我々は、αシヌクレインが脳神経細胞のミトコンドリア内膜に存在する事を見出した。さらに、αシヌクレインがadenylate translocatorに結合し、ATP産生の制御に関与する可能性を示した。培養細胞系を用いて、αシヌクレインが細胞増殖促進、神経細胞突起伸長を促進する事を見出し、その作用が微小管形成を介する事を示した。
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