研究課題/領域番号 |
23500438
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所 |
研究代表者 |
榎戸 靖 愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所, 病理学部, 室長 (90263326)
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研究分担者 |
田村 拓也 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 助教 (80396647)
河内 全 愛知県心身障害者コロニー, 発達障害研究所, 研究員 (70322485)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | アストロサイト / ホモシステイン / 神経細胞死 / エピジェネティックス / グリア細胞 / ヒストンリン酸化 / エピゲノム制御 / 神経幹細胞 / 脳代謝 / 先天性代謝異常 / 発達障害 |
研究成果の概要 |
メチオニン代謝経路において、ホモシステイン(Hcy)からシスタチオニンの合成に働くシスタチオニンβ-シンターゼ(CBS)の遺伝子欠損マウス(CBS-/-マウス)を用い、脳内のHcy代謝異常がもたらす神経病態メカニズムを解析した。その結果、アストロサイト特異的に発現するCBSの機能異常が細胞非自律的な神経細胞死を誘導することが示された。また、発達期においてCBSが神経幹細胞の分化・増殖に関与することがわかった。神経細胞死のメカニズムについてさらに詳しく調べた結果、アストロサイトから放出される Hcyの細胞毒性による酸化ストレス及びDNAダメージが深く関わっている可能性が示唆された。
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