研究課題
基盤研究(C)
多様化膜分子群クラスター型プロトカドヘリン (cPcdh)はこれまでの結果から、神経回路形成に関与していることが示唆されている。本研究では、そのcPcdhの分子的多様性、細胞接着活性がシナプス形成時の細胞選別や機能的回路形成にどのように関与しているかを明らかにすることを目的とし、cPcdh分子の細胞接着活性解析および、Cre発現依存的にcPcdh遺伝子を欠損するcPcdh遺伝子コンディショナルノックアウトマウスの作製、解析を行った。その結果、Pcdhαの一部の分子種、Pcdhβ分子群に細胞接着活性が認められた。また、終脳特異的にcPcdh遺伝子を欠損したマウスでは脳構造に異常が観察された。
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (28件) 図書 (2件)
Neuron
巻: 82 号: 1 ページ: 94-108
10.1016/j.neuron.2014.02.005
Front. Mol. Neurosci
巻: 5 ページ: 97-97
10.3389/fnmol.2012.00097
J.Biol.Chem.
巻: 286 号: 36 ページ: 31885-31895
10.1074/jbc.m111.245605