研究課題
基盤研究(C)
発作時脳磁図から得られた波形を詳細に検討し、頭蓋内脳波結果といかに相関するかを検証した。頭蓋内電極設置を要した7症例に対して、脳磁図との発作の同時記録を試みた。側頭葉内側型てんかん3例中1例で、発作が記録されたが、頭蓋内脳波で側頭葉内側部に限局した棘波は、傾斜磁場トポグラフィーでは感知されなかった。一方、新皮質てんかん4例中3例の発作間欠期棘波解析では、傾斜磁場トポグラフィーは頭蓋内脳波と同様の時間・空間的変化を示すことが判明した。一方、傾斜磁場トポグラフィーの解析手法を転倒発作に応用し、脳波における発作間欠期の全般性棘波の分布状態が脳梁前方離断術の予後推定に有用であることを見出した。
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Clin Neurophysiol
巻: in press
Neurologia medico-chirurgica
巻: 53 号: 10 ページ: 676-687
10.2176/nmc.oa2012-0420
10031191637