研究課題/領域番号 |
23500531
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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研究機関 | 藤田保健衛生大学 |
研究代表者 |
北口 暢哉 藤田保健衛生大学, 医療科学部, 教授 (70508077)
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研究分担者 |
川口 和紀 藤田保健衛生大学, 医療科学部, 講師 (00508468)
中井 滋 藤田保健衛生大学, 医療科学部, 教授 (20345896)
伊藤 信二 藤田保健衛生大学, 医学部, 准教授 (40572079)
加藤 政雄 藤田保健衛生大学, 医学研究科, 研究員 (50599537)
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研究協力者 |
酒井 一由 藤田保健衛生大学, 医療科学部, 准教授 (90215583)
伊藤 健吾 国立長寿医療研究センター, 認知症先進医療開発センター脳機能画像診断開発部 (70184653)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | アルツハイマー病 / アミロイドβ / 治療機器 / 血液透析 / 脳病理 / 認知機能 / アフェレシス / 血液浄化 / アミロイドベータ / Aβ / 人工透析 / 脳変化 / アミロイドβ蛋白 / Aβ除去 |
研究概要 |
血中Aβ除去で脳内Aβを減少させるアルツハイマー病治療機器を創製するために、血中Aβがよく除去される血液透析で以下の検討を行った。1) 血液透析患者の死後脳では、非透析者に比して脳内Aβの蓄積(老人斑数)が有意に少なかった。2)横断的研究:非透析者では腎機能が低下するにつれて血中Aβは増加し認知機能は低下したが、血液透析患者では透析歴が長くなっても血中Aβは増加せず、認知機能はほぼ維持された。3) 前向研究:非透析腎不全患者5例 (平均64.0歳)は透析導入とともに、血中Aβ濃度は低下し、認知機能は改善傾向を示した。 以上から、血中Aβ除去器がアルツハイマー病治療につながる可能性が示唆された。
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