研究課題
基盤研究(C)
中枢神経系を標的とする高分子タンパク医薬の開発が求められている。本研究では、血液脳関門(BBB)上の膜タンパク・受容体の分子認識機構を介して脳へ非浸襲的に送達可能な高分子タンパク医薬を創出するための技術開発を行った。In vitro BBBモデルを作成し、指向性進化工学的手法を用いてBBB上の膜タンパク・受容体に結合親和性・機能制御性を示すアミノ酸配列モチーフを探索した。現在までに機能モチーフの一つとして脳毛細血管内皮細胞の細胞膜に特徴的に作用する機能を示す配列候補を得た。現在さらに機能モチーフの創出を進めており、医薬候補タンパクへの応用および生体投与の準備を進めている。
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Toxicon
巻: 60 ページ: 113-113