研究課題
基盤研究(C)
今後増加しうる過活動膀胱対策、また難治性の間質性膀胱炎対策として、新しい治療法の開発が急務である。今回、基礎研究の成果をもとに、過活動膀胱および間質性膀胱炎に対する腰・仙髄神経根への経皮的低反応レベルレーザー照射の有用性と安全性に関する臨床的検討を行った。エントリーできた各症例において、単回照射前後での観察では、照射後に、蓄尿時の膀胱容量の増大および排尿筋過活動の抑制がみられる一方で、排出機能には影響をきたさないことが確認できた。また複数回の照射前後においても、同様の結果が得られたほか、持ち越し効果もあることが確認できた。しかし検討できた症例数が少なく、さらなる検討が必要であると思われた。
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