研究課題
基盤研究(C)
維持血液透析患者の骨量と日常の身体活動量の関連を横断ならびに縦断調査から明らかにすることを目的とした.研究1(横断調査)の対象は外来患者150例とした.身体活動量は一日あたりの歩数を測定し、骨量は超音波骨密度測定法を用いて踵骨のStiffnessを測定した.解析は骨量と身体活動量の関連を男女別に検討した。研究2(2年間縦断調査)では、研究1の対象者を身体活動量を一日平均5000歩以上であった群と未満であった群に分けて、Stiffnessの変化との関連を男女別に比較した.研究1,2の結果から、骨量と身体活動量との関連が認められ、とくに身体活動量を保つことによる骨量への長期効果が認められた。
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