研究課題/領域番号 |
23500628
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 愛知医科大学 |
研究代表者 |
大道 美香 愛知医科大学, 医学部, 助教 (30581079)
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研究分担者 |
大道 裕介 愛知医科大学, 医学部, 助教 (50506673)
大石 仁 愛知医科大学, 医学部, 准教授 (00252461)
大迫 洋治 高知大学, 医歯学系, 准教授 (40335922)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 不動化 / 慢性痛 / 自発運動 / 運動療法 / 神経科学 / 予防 |
研究概要 |
本研究は,慢性痛発症前の運動負荷が慢性痛に及ぼす影響について基礎的検証を行った.ランニングホイールで2週間の自発運動を行った(前運動)群と行わなかった(未運動)群に対して,片側後肢に2週間のギプス固定を行い,ギプス固定後慢性痛(CPCP)モデルラットを作製した.両群について,行動学的および免疫組織学的に比較検証を行った.前運動群は,未運動群よりも機械的痛覚増強が減弱した.中でも,固定部位より最も離れた尾部における機械痛覚増強が大きな減弱を示し,尾髄ミクログリアの活性化も抑制されていた.これらの結果から,慢性痛発症前の運動負荷に運動器不活動後の慢性痛発症の予防効果が存在する可能性が示唆された.
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