研究課題/領域番号 |
23500629
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
伊藤 龍生 近畿大学, 医学部, 講師 (40330245)
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研究分担者 |
佐藤 隆夫 近畿大学, 医学部附属病院, 教授 (70162443)
井上 敬夫 近畿大学, 医学部, 助教 (00441006)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | リハビリテーション / 神経再生 / 運動 / 脳外傷 / 高次脳機能改善 / 酸化ストレス / アポトーシス / 神経保護作用 / 神経再生促進効果 / 神経細胞死 / 高次機能改善 |
研究概要 |
ラット脳外傷モデルを用いて運動による神経保護作用を調べた。脳外傷後の早期に損傷部位周囲でssDNA陽性細胞数は運動群では非運動群に比較し有意な減少を認めた。非運動群では多数のssDNAとNeuNの二重染色陽性細胞が多数であったが運動群では少数であった。外傷後の慢性期において運動群で非運動群に比較しNeuN陽性細胞数で有意な増加を認めた。外傷後の脳機能評価において運動群で有意な改善効果が認められた。運動は脳外傷後に神経保護作用を有することが示された。加えて、脳外傷後に起こる脳機能不全を運動は有意に改善する。脳外傷における脳機能不全の治療においても運動は非常に有効であることが示された。
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