研究課題
基盤研究(C)
運動記憶の固定化には、小脳皮質での小脳プルキンエ細胞シナプスの伝達効率の長期間の低下(長期抑圧LTD)と小脳核での苔状線維-小脳核細胞シナプスの伝達効率の長期間の亢進(長期増強LTP)が細胞機構として考えられている。我々は神経細胞型の一酸化窒素合成酵素のノックアウトマウスを用いて、苔状線維‐小脳核細胞シナプスにおけるLTPの細胞内メカニズムとして、一酸化窒素-サイクリックGMP依存性タンパク質リン酸化酵素カスケードが過分極誘発性陽イオンチャネルを介して、細胞内のカルシウム流入を担うリバウンド脱分極を制御していることを見出した。
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EJN
巻: 37 ページ: 339-350
Eur J Neurosci
巻: 37 号: 3 ページ: 339-350
10.1111/ejn.12051
Neuroplasticity-脳は実は柔らかい
巻: Vol.29 (7) ページ: 740-744