研究課題/領域番号 |
23500675
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
木下 博 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (60161535)
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研究分担者 |
門田 浩二 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (50557220)
伊東 太郎 武庫川女子大学, スポーツ健康科学部 (40248084)
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研究協力者 |
平松 佑一
木村 大輔
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 精密把握 / 重量 / 把握面摩擦 / 接触面積 / 重量弁別 / 把握力安定性 / 安全領域 / 把握力/持ち上げ力比 / 把握力 / 持ち上げ力 / 計量重量 / 滑り係数 / 指接触面積 / 軽量物体 / 把握面 / 運動制御 / 把握面積 / 摩擦係数 / 皮膚弾性 |
研究成果の概要 |
健常成人を対象に手指での6gから200gまでの軽量小物体の精密把握運動中の把握力・持ち上げ力関係について調べた。重量が22g以下では把握面の摩擦状況に関わらず軽量程把握力/持ち上げ力比、把握力に占める安全領域の割合、力の変動係数が増大した。重量弁別実験および指先の物理的変化実験からは皮膚感覚情報が軽量物体把握時に減少することが示唆された。軽量域での把握力の変動増大と安全領域の上昇は、被験者自身が随意的に把握力を必要以上に上昇させていることも示しており、把握力の対費用効果が軽重量域では重い重量とは異なり対生理学的効率よりも対心理的安定性を重視する戦略が取られていることが示唆された。
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