研究課題
基盤研究(C)
日英同盟期の融合文化規範としてのスポーツに着目した。質実剛健、良妻賢母は日本における中等教育機関の教育理念に相当したが、それらは英国中流階級のエリート教育において理想とされた教育理念を媒介し、スポーツ教育と帝国主義との関わりを経由している。第二次世界大戦の勃発以前には、スポーツ教育を通じて英国規範を活用したにもかかわらず、ファシズム期には国粋主義的文化規範への昇華を意図し、国防体育が実践された。いずれも、近代国民国家形成期に日本的ナショナリズムを構築する上で、巧みに利用された外国の文化システムの援用であった。これらを複合的に融合することで日本独自のスポーツ的風土が醸成された経緯を説明している。
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The International Journal of the History of Sport
巻: (forthcoming)
日本体育学会体育史専門分科会編『体育史研究』
巻: 30号 ページ: 73-86
Journal of Sport History, by North American Society for Sport History.
巻: 40-3 ページ: 515-517
体育史研究
巻: vol.30 ページ: 73-86
40020236041
Journal of Sport History
巻: 掲載確定稿
巻: 未定
Sport in History
巻: No.3 ページ: 465-467
巻: 29号 ページ: 41-53
Sport in History (Routledge: London & New York)
巻: vol. 32 No,3 号: 3 ページ: 465-467
10.1080/17460263.2012.725953
巻: vol.40, No.3 ページ: 515-517
http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~kikeda/curriculumvitae2.htm