研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は，青少年を対象とした喫煙，飲酒防止教育プログラムを開発することであった。そのために，中・高校生を対象とした喫煙や飲酒に関する調査研究を行った。調査内容としては，例えば，誰から喫煙や飲酒に誘われた経験やそれを「断るための戦略」，家族や友達の喫煙・飲酒に対する態度などであった。また，米国で，その有効性が実証された教材の分析を踏まえて，教育プログラムを試作した。実験授業の結果，小学生に比して中・高校生の方が学習のねらいをよく理解できていた。また，事前事後調査において，わずかながら良好な成績がみられた。
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