研究課題/領域番号 |
23500875
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生活科学一般
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研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
徳井 淑子 お茶の水女子大学, 大学院・人間文化創成科学研究科, 教授 (80172146)
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研究分担者 |
小山 直子 お茶の水女子大学, 生活科学部, 非常勤講師 (00194639)
内村 理奈 跡見学園女子大学, マネジメント学部, 准教授 (00401597)
角田 奈歩 お茶の水女子大学, 大学院・人間文化創成科学研究科, 研究院研究員 (10623209)
新實 五穂 お茶の水女子大学, 生活科学部, 非常勤講師 (80447573)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 服飾 / 流行 / 模倣 / 異文化接触 / 身体表象 / 小売業 / ジェンダー / 近代化 / 改良服 / 異性装 |
研究概要 |
服飾流行における模倣論の構築には、時代と地域による多様な流行現象の構造分析を集積する必要がある。模倣を生む媒体とシステムは、時代と地域に固有の社会構造や経済の様態、あるいは政治文化によって異なるからである。ヨーロッパ中世では、祝祭や文芸の宮廷間交流が媒介となって服飾文様の伝播が行われる例があり、身体表象が社会秩序に組み込まれた17 世紀フランスでは、大量の作法書が流行を支えている。18 世紀後半に誕生するモード商は、オートクチュールのデザイナーの前身とも、大規模小売りの百貨店の前身ともいえる二重の意味において近世の流行を牽引している。男女の服装の乖離を生んだ19 世紀には、逆説的ではあるが、ゆえに異性装を助長し、ここには初期のフェミニズムの思潮背景がある。一方、近代日本では、西洋文化の受容としての洋装礼装の普及が、近代国家の成立過程に連動した政治性をもっている。芸術とファッションの近接が促された20 世紀は、デザイン・ソースとしての模倣と引用が創造性を獲得するに至っている。
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