研究課題/領域番号 |
23500968
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 九州歯科大学 |
研究代表者 |
高浜 有明夫 九州歯科大学, 歯学部, 教授 (30106273)
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連携研究者 |
廣田 幸子 東亜大学, 教授 (00312140)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 澱粉 / フラボノイド / 消化抑制 / 疎水的結合 / 澱粉消化 / ポリフェノール類 / 疎水性 / カテキン類 / ジニトロソカテキン / チオシアン酸付加物 / アズキ色素 / カテキン / クエルセチン / 亜硝酸 / 澱粉消化抑制 / 酸化還元 / ニトロソ化 / vignacyanidin / アミラーゼ / 疎水的相互作用 |
研究成果の概要 |
日常的に摂取される澱粉は小腸でグルコースに分解されて体内に吸収される。澱粉のグルコースへの分解速度が大きいと、それは、急激な血糖値増加へつながり、ひいては糖尿病へつながる。このような急激な血糖値増加は、米や小麦粉などの澱粉含有率の高い食品の摂取の場合に顕著である。以前は、ヒトは澱粉を色々な穀物や根菜類から摂取していた。これらの食品には、多種のフラボノイドが含まれており、これらの食品の澱粉の小腸での分解速度は、米や小麦粉などの澱粉のそれより小さいことが分かっている。我々は、この消化抑制は、フラボノイドが澱粉と疎水的に結合して、α-アミラーゼによる澱粉消化を抑制させるためであることを示した。
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