研究課題
基盤研究(C)
獣肉は加熱や燻製など、加工して食することが通常であるが、馬肉は馬刺しとして生での喫食が定着している。本研究で、馬肉中に含まれるフェイヤー住肉胞子虫シストの抽出物中に、下痢毒性を持つタンパク質を同定した。精製した毒性タンパク質の、内部アミノ酸配列を決定した。同配列に基づき、degenerate primerを用いて、毒性タンパク質の遺伝子をクローニングした。毒性タンパク質はトキソプラズマなどのアクチン脱重合因子と相同性を示した。シカ肉にも同様の住肉胞子虫の危害があり、シカ肉を喫食しての食中毒も発生していた。本研究によって、寄生虫毒素性食中毒の概念が確立された。
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