研究課題
基盤研究(C)
本研究では,大気中に暴露した銅板の腐食量をレモン電池の原理を用いて簡易に計測できるシステムを考案し,銅板腐食に影響する大気環境要因を調査することにより,国内外の学校教育の場で利用できる教育実験教材を開発した。そのために,日本(兵庫,福井),韓国(京仁,大邱,釜山),台湾(屏東)における2年間の銅板の腐食調査,降水試料の分析を通した大気環境の調査と兵庫におけるオゾン濃度測定,銅板腐食層の化学分析と腐食過程の研究,韓国,台湾の教育現場における実践報告を行った。また,水晶振動子マイクロバランス法を用いて銅の腐食過程が1分毎に計測できるシステムも考案し,気温,湿度,オゾン濃度との関係を調べた。
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http://www.sci.hyogo-u.ac.jp/ozeki/copper.html