研究課題/領域番号 |
23501071
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
八ツ橋 寛子 宮崎大学, 教育文化学部, 准教授 (60182359)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2013年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 高等学校生物 / 種子 / 光発芽 / フィトクロム / 野生植物 / 自然光 / オオバコ / ツボミオオバコ / 種子発芽 / 光発芽性 / 生物教育 / 高校生物 |
研究成果の概要 |
高校「生物」で扱われる種子の光発芽性とその生態的意義について,適切な植物教材を見出すとともに,実験方法の確立を目指した。身近な野生植物の種子を採集したところ,ほとんどが光発芽性を示した。特にオオバコとツボミオオバコの種子は,短時間の赤色光/遠赤色光照射によって可逆的に発芽が制御され,フィトクロムの関与が明らかであった。また,厚紙の箱を加工した照射箱を用いることで,葉を透過した自然光が可逆的にオオバコ種子の発芽を抑制することを示すことができた。このように,野生植物の種子と自然光を用いることで,生徒は自然条件下でのフィトクロムによる制御の意義をより容易に考察できると考えられる。
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