研究課題/領域番号 |
23501220
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所 |
研究代表者 |
北野 信彦 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 保存修復科学センター, 室長 (90167370)
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研究分担者 |
吉田 直人 独立行政法人・国立文化財機構, 東京文化財研究所・保存修復科学センター, 主任研究員 (80370998)
本多 貴之 明治大学, 理工学部, 講師 (40409462)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2014
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 文化財建造物 / 塗装彩色材料 / ベンガラ塗装 / 膠彩色 / 乾性油塗料 / 漆塗装 / 曝露実験 / 手板サンプル / 日光東照宮陽明門 / 唐油彩色 / 乾性油系塗料 / 亜麻仁油 / 木造建造物 / 彩色材料 / 木彫彩色 / 乾性油 / 蜜陀技法 / ドーサ / 蒔絵塗装 |
研究成果の概要 |
建築文化財の外観塗装材料は劣化が著しく、修理作業時に従来の塗装材料をある程度除去してから新たに塗り替え作業を行う場合が多く、創建当初やその後の修復履歴を確認することは極めて困難であったが、塗装彩色の色調は、建造物自体のイメージを大きく左右するため大切である。さらに、近年の塗装彩色修理では、真実性を重視して過去の材料や技術を調査する必要性も認識されつつある。本研究では、①幾つかの建造物の外観塗装彩色に関する基礎調査、②伝統的な塗装彩色材料及び合成樹脂をブレンドした手板試料の作成と曝露試験、③個別の建造物修理施工(日光東照宮・平等院鳳凰堂・小野家住宅など)への応用、を実施して成果を得た。
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