研究課題/領域番号 |
23501221
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所 |
研究代表者 |
伊東 隆夫 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 埋蔵文化財センター, 客員研究員 (70027168)
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研究分担者 |
杉山 淳司 京都大学, 生存圏研究所, 教授 (40183842)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 遺跡出土木材 / 歴史的木造建築 / 木彫像 / 木の文化 / 樹種同定 / 神像彫刻 / 国際研究者交流 / 中華人民共和国 / 国際情報交換 / 中国木材 / 歴史的建造物 |
研究概要 |
本研究は主に3つの項目別に研究を進めた。遺跡出土木材:浙江省のYuhuang遺跡は約2000年前の遺跡で、建物柱が多数残存していた。94本について樹種を調べたところ、Phoebe sp.、チャンチンモドキ、クスノキが主として建物柱に使用されていた。歴史的木造建築:青海省にあるチベット仏教のセルカン寺院建物の柱、梁、桁、垂木、斗など128試料の樹種を調査した。用材はトウヒ属(118点)とマツ属複維管束亜属(10点)の2種であった。木彫像:米国、メトロポリタン美術館所蔵の33躯の中国請来仏像彫刻から57の試料を得て樹種を調べた。キリ属、ヤナギ属、シナノキ属が多くの木彫像に使用される傾向にあった。
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