研究課題/領域番号 |
23501240
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地理学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
宮岡 邦任 三重大学, 教育学部, 教授 (70296234)
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研究分担者 |
前川 行幸 三重大学, 生物資源学研究科, 特任教授(継続雇用) (90115733)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 二次的自然環境 / 栄養塩流出 / 河口域 / 地下水流動系 / 伊勢湾沿岸流域 / 海底地下水湧出 / 比抵抗探査 / 河口部 / 土地利用 / 塩淡境界 / 栄養塩 / 二枚貝 |
研究概要 |
三重県安濃川および志登茂川流域を対象に,二次的自然環境において生産される栄養塩の海域や河口域における生態環境への影響について貝類の分布との関連性から明らかにすることを目的とした。 その結果,河口域における貝類の分布は,栄養塩量だけではなく溶存酸素量とも関係があることがわかった。何種類かの貝類については,海底地下水が湧出している潮間帯を生息域としていた。さらに,河口から上流1kmの河川区間では,いくつかの貝類は相対的に溶存酸素量が多く塩分が低いエリアで比較的多く分布していた。以上のことから,貝類の生息環境は栄養塩類を供給できる涵養源を持った局地流動系の流出域と強い関係があることが考えられた。
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