研究課題/領域番号 |
23501247
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地理学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
青野 靖之 大阪府立大学, 生命環境科学研究科(系), 准教授 (40231104)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2012年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 植物季節 / 気候復元 / 気候変動 / 京都 / 太陽活動 / 文献史料 / 開花 / 紅葉 / 江戸 |
研究成果の概要 |
気象観測が始まる前に書かれた多くの古い日記を調査し,その中の開花や紅葉に関する記録を調査した。その結果から花見が行われた日をヤマザクラの満開日,観楓があった日をカエデ類の紅葉日として,前者から3月,後者から10月の平均気温の9~19世紀にわたる変化を推定した。京都の3月平均気温は10世紀前半で現在より暖かかったこと,太陽活動が不活発な4つの時代には気温が現在より3℃程度低下したこと,京都の10月の気温も3月とほぼ同様な推移を示したこと,京都と江戸におけ3月平均気温の推移同士には互いに遅れ・進みが認められず,上記の傾向は日本全体で見られた可能性が高いことが明らかになった。
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