研究課題
基盤研究(C)
仙台平野およびその隣接地域において「自然堤防-旧河道」地形と大規模土石流斜面の形成時期を,堆積物の放射性炭素年代測定により求めた。とくに前者は多量の土砂を伴う巨大洪水の痕跡と判断される。本研究ではそれに該当する地形や堆積物を32事例見いだし,発生時期を整理した結果,多量の土砂を伴う巨大洪水巨大洪水頻発期は過去4000年間で2時期存在したことが明らかとなった。それらの1つは今から2600年前から2400年前までの縄文時代晩期であり,もう1つは1600年前から1400年前までの古墳時代に相当する時期であった。これらはミレニアムハザードに相当するものと考えられ,将来も発生する可能性が高い。
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