研究課題/領域番号 |
23501250
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地理学
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
吉野 和子 (漆原 和子 / 吉野 和子(漆原和子)) 法政大学, 国際日本学研究所, 客員所員 (00101329)
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研究協力者 |
LAUZITZEN Stein-erik Bergen University, Depertment of Earth Sciences, Professor
SLABE Tadej Karst Institute Slovenian Academy of Science, Head of Karst Institut
KNEZ Martin Karst Institute Slovenian Academy of Science, Reseacher, Karst Institut
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 南大東島 / カルスト化過程 / ドロマイト / 溶食率 / カルスト地形 / 鍾乳洞 / 化石土壌 / ライムストーンウオール / 国際研究者交流 / 南西諸島 / 年代測定 / 鍾乳石 / カルスト化 |
研究概要 |
南大東のカルスト化過程のモデル化を構築することができた。石灰岩片の溶食率を用いて、現在の隆起環礁の地形を形成するまでに最大で約160万年から170万年を要しているいることが算出できた。また、ハグ下の洞窟内の鍾乳石を用いて、ウラニウムシリーズの年代測定を行った。そして、洞窟形成に時間軸を入れて考察することができた。その結果、洞窟内の鍾乳石は10万年以降良く成長し、2万年前の海面低下にむけて、より低地で鍾乳石が成長していることがわかった。洞窟形成史と、北大東のボーリング結果から2万年前の海面低下は約-100mであったことがわかった。
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