研究課題/領域番号 |
23501283
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腫瘍免疫学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
地主 将久 北海道大学, 遺伝子病制御研究所, 准教授 (40318085)
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研究分担者 |
吉山 裕規 北海道大学, 遺伝子病制御研究所, 准教授 (10253147)
千葉 殖幹 愛知県がんセンター(研究所), その他部局等, その他 (20550023)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 癌 / 免疫 / 腫瘍ミエロイド細胞 / TIM-3 / TIM-4 / HMGB1 / オートファジー / 抗がん剤 / 腫瘍免疫 / ミエロイド細胞 / 抗がん剤耐性 / 樹状細胞 / 核酸 / エンドゾーム / 国際情報交換 / 抗癌剤 / MFG-E8 / ネクローシス / RIP1 / RIP3 |
研究成果の概要 |
抗がん剤刺激により自然免疫応答を抑制する因子をスクリーニングした結果、樹状細胞上に発現誘導されるTIM-3が、HMGB1-DNA複合体形成を介して核酸のエンドゾーム輸送を阻害することで、自然免疫応答を遮断すること、抗がん剤を介した細胞死に伴い遊離する核酸を介した自然免疫応答を抑制することでその抗腫瘍効果を抑制することを明らかとした。 さらに、腫瘍内マクロファージに高発現するTIM-4が、抗がん剤刺激により誘導されたアポトーシスがん細胞を貪食後にオートファジー活性を介して癌抗原分解を促進することで、抗原特異的T細胞応答を抑制していることを明らかとした。
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