研究課題/領域番号 |
23501289
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腫瘍免疫学
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
小井戸 薫雄 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (70266617)
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研究分担者 |
本間 定 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (50192323)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 樹状細胞 / がん細胞 / がん免疫 / 細胞障害性T細胞 / がんワクチン / 融合細胞 / WT1 / 細胞障害性T細胞 / 膵癌 / トール様受容体 / 高免疫原性 / 樹状細胞ワクチン / 癌細胞 / TGF-beta / 細胞融合 / 癌 / 免疫療法 / 細胞傷害性T細胞 / 抑制性T細胞 / 免疫原性 / ワクチン / エタノール |
研究成果の概要 |
TGF-βを高産生する膵癌細胞株(PANC-1)であるPANC-1/TGF-βを作製した。このPANC-1/TGF-βは低免疫原性であったが、エタノール処理することにより、高免疫原性に誘導することが可能であった。また、未熟樹状細胞をOK-432とPSKで刺激することで、IL-12p70やHSP90αの産生が増加した成熟樹状細胞を誘導することに成功した。 この成熟樹状細胞と高免疫原性癌細胞を細胞融合した融合細胞ワクチンは、効率よくMUC1特異的な細胞障害性T細胞を誘導することが可能であった。さらに、CD4とCD8 T細胞からIFN-γの産生が増加し、癌細胞に対して有効な抗腫瘍効果を発揮した。
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