研究課題/領域番号 |
23501295
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腫瘍診断学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
野村 幸世 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (70301819)
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研究分担者 |
豊田 武士 国立医薬品食品衛生研究所, 病理部, 研究員 (50443453)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 胃癌早期発見 / バイオマーカー / 胃癌検診 / スクリーニング / 胃癌 / 血清 / TFF / 胃炎 / 早期診断 |
研究概要 |
ヒト胃癌発見のバイオマーカーとして、血清TFF3がよいことがわかったが、胃切除をしても血清TFF3は低下せず、その起源は胃でないことが想定された。これを調べるべく、マウス、ラットに化学発癌を施し、胃癌を作成した。担胃癌動物の血清TFF3は高値であった。ラットでは胃切除をしても血清TFF3は低下しなかった。マウス、ラットで各種臓器を摘出し、担胃癌動物でTFF3タンパク、TFF3 mRNAが上昇している臓器を同定したところ、肝臓であった。小腸、大腸では逆にTFF3の発現は低下しており、正常発現部位ではネガテイブフィードバックがかかっているものと思われた。がんに誘導され、肝がTFF3の起源であった。
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