研究課題/領域番号 |
23501319
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床腫瘍学
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研究機関 | 公益財団法人がん研究会 |
研究代表者 |
馬島 哲夫 公益財団法人がん研究会, がん化学療法センター 分子生物治療研究部, 研究員 (30311228)
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連携研究者 |
清宮 啓之 (公財)がん研, がん化療セ, 分子生物治療 (50280623)
湯浅 健 (公財)がん研, 有明病院, 泌尿器科 (00314162)
右田 敏郎 (公財)がん研, がん化療セ, 分子生物治療 (20462236)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 前立腺がん / がん幹細胞 / RNAiスクリーニング / がん分子標的治療 / 分子標的治療 / 癌遺伝子 |
研究概要 |
前立腺がんでは高い腫瘍形成能を有するがん幹細胞/腫瘍源細胞が存在し、再発や治療抵抗性に関わることが示唆されている。しかし腫瘍源細胞の生存維持機構の詳細は明らかでない。我々は遺伝子発現解析および機能スクリーニングによる統合的解析を進め、前立腺がん幹細胞生存因子PCSC-1(仮称)を見出した。PCSC-1の発現抑制は腫瘍源細胞を減少させ、腫瘍形成を著しく抑制した。臨床がんでの発現をみると、PCSC-1は前立腺がんで発現亢進していた。以上よりPCSC-1は前立腺がんのがん化と密接に関わり、腫瘍源細胞の生存に関与することがわかった。この新しい生存因子は、治療薬創製のための標的分子となる可能性がある。
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