研究課題/領域番号 |
23510010
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 滋賀県立大学 |
研究代表者 |
丸尾 雅啓 滋賀県立大学, 環境科学部, 准教授 (80275156)
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研究協力者 |
小畑 元 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (90334309)
TANVEER Ahmed 滋賀県立大学, 大学院環境科学研究科, 博士後期課程(2013年3月修了)
小山 和香 滋賀県立大学, 大学院環境科学研究科, 博士前期課程(2年次在学中)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 環境質定量化 / 微量元素 / 有機配位子 / 琵琶湖 / 化学スペシエーション / 環境質定量化・予測 |
研究概要 |
Pseudopolarographyにより、淡水中の“強い”配位子検出を試みた。琵琶湖北湖と手賀沼で採取した湖水を分析した結果、琵琶湖表面水ではEDTAと同程度の安定度を持つ配位子の存在が示唆された。1m、15mの試料については、さらに条件安定度定数の対数値が30を超える非常に高い安定度を持つ配位子の存在が示された。手賀沼採取試料では、採水直後に銅を添加した試料で、方法の限界値でも反応しない配位子の存在(硫化物の可能性)が示された。24時間経過後に銅を添加した試料は琵琶湖と同程度の安定度をもつ”強い”配位子の存在を示した。淡水において普遍的に”強い”配位子が存在している可能性が示された。
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