研究課題/領域番号 |
23510025
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境影響評価・環境政策
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
久留主 泰朗 茨城大学, 農学部, 教授 (60272118)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 環境変異源 / 微生物 / 低温環境 / 酸化損傷塩基 / MutT / 大腸菌 / 枯草菌 / 乳酸菌 / 光合成細菌 / 低温細菌 / シアノバクテリア |
研究概要 |
本研究は、細胞内変異原として酸化損傷塩基が低温環境でどれくらい生成・蓄積しているのかを解析した。房総沖(約6,000m)および南部マリアナ海域(約2,900m)から深海細菌をそれぞれ分離し、酸化損傷塩基の分解遺伝子MutTを大腸菌由来同遺伝子と比較したところ、MutTの比活性は大腸菌より約2倍の高い値を示し、酸化損傷塩基に対する基質特異性が大腸菌より著しく高かった。次に、8-OH-G生成量を調べるために、MR09-04航海(JAMSTEC)にて採水した深海海水中の微生物ゲノムDNA中の8-OH-G量を測定した結果、深海微生物の方が表層微生物よりも約10倍多く蓄積していることが判明した。
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