研究課題/領域番号 |
23510027
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境影響評価・環境政策
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
大谷 眞二 鳥取大学, 医学部附属病院, 講師 (10314577)
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連携研究者 |
黒沢 洋一 鳥取大学, 医学部, 教授 (50161790)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 黄砂 / 健康影響 / アレルギー / 越境汚染 |
研究概要 |
黄砂が人体の健康に及ぼす影響を評価することを目的とし、健常成人を対象として黄砂時の自覚症状とアレルギー反応との関連性の検討を行った。調査期間中、62人に対して毎日の自覚症状調査を実施した。このうち、黄砂時に皮膚症状を有した9人と症状のなかった11人で症例対象研究を行った結果、有症状群で有意にニッケルなどのパッチテスト陽性者が多かった。また、同意の得られた25人の血清特異的免疫グロブリンE(IgE)値を測定し、牛乳などの食物に対するIgE値と鼻の症状との間の相関関係が確認された。これらの結果より黄砂時にみられる一部の自覚症状は1型や4型など複数のアレルギー反応が作用している可能性が示唆された。
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