研究課題/領域番号 |
23510030
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境影響評価・環境政策
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
斉藤 美加 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90235078)
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連携研究者 |
只野 昌之 琉球大学, 大学院医学研究科, 准教授 (80179712)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 沖縄 / 新興再興感染症 / リスク評価 / 日本脳炎ウイルス / 系統樹 / 進化 / 病原性 / 抗原性 |
研究成果の概要 |
沖縄の日本脳炎ウイルス(JEV)の歴史的変遷を遺伝学的、生物学的に概観した。沖縄島分離株の分子系統解析から、沖縄には古くから大きく3系統、cluster I (1971-1982,遺伝子型(G)3), II(1986-1992、G3), III(1998-2008、G1)が確認され、約15年ごとに系統の出現と消失が見られた。国内外株との関係から類推される侵入経路は九州を通り南下するルートが強く示唆された。本研究から沖縄では土着と侵入の両機序により感染環を維持していることが明らかになった。cluster IIIのマウス神経侵襲性毒性が明らかに低く、抗原性は株により多様であった。
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