研究課題/領域番号 |
23510038
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境影響評価・環境政策
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研究機関 | 独立行政法人国立環境研究所 |
研究代表者 |
矢部 徹 独立行政法人国立環境研究所, 生物・生態系環境研究センター, 主任研究員 (50300851)
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研究分担者 |
玉置 雅紀 独立行政法人国立環境研究所, 生物・生態系環境研究センター, 主任研究員 (00311324)
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研究協力者 |
石井 裕一 公益財団法人東京都環境公社東京都環境科学研究所, 調査研究科, 研究員 (80551027)
中村 雅子 独立行政法人国立環境研究所, 生物・生態系環境研究センター, リサーチアシスタント
有田 康一 独立行政法人国立環境研究所, 生物・生態系環境研究センター, NIES ポスドクフェロー
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | グリーンタイド / ミナミアオサ / 谷津干潟 / 遺伝子解析 / 侵入種 / 生物量 / 物質収支 / 生態系機能 / 航空写真 |
研究概要 |
調査対象地は,近年グリーンタイドが発生している東京湾奥に位置する谷津干潟とした。谷津干潟のグリーンタイド主要形成種は遺伝子解析の結果,年間を通じて侵入種ミナミアオサであった。その生物量は春に増加した後,夏に激減し,秋から回復し冬に最大となった後,初春に半量程度に減少した。培養試験の結果,侵入種ミナミアオサは在来種よりも高温でより高い相対成長速度を示した一方,冬期水温付近では成長せず,現場の生物量変化と合致した。干潟表層水の栄養塩類分析の結果,隣接する裸地干潟とは異なり,年間を通じて干潟による栄養塩吸収傾向が認められた。グリーンタイドが干潟の生態系機能に及ぼす多面的な影響が明らかとなった。
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