研究課題/領域番号 |
23510042
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境影響評価・環境政策
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
藤川 清史 名古屋大学, 国際開発研究科, 教授 (60190013)
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研究分担者 |
稲田 義久 甲南大学, 経済学部, 教授 (50148607)
伴 ひかり 神戸学院大学, 経済学部 (70248102)
渡邉 隆俊 愛知学院大学, 経済学部 (00319831)
尹 清洙 長崎県立大学, 経済学部 (90433408)
中山 惠子 中京大学, 経済学部, 教授 (90207944)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 中国 / 産業連関分析 / CGEモデル / 環境問題 / 地域格差 / 付加価値帰着率 / 産業構造 / 国際研究者交流 / 中国の環境問題 / 炭素税 / 排出量取引 / 貿易と環境 / 家計負担 / マクロ計量モデル / 東日本大震災 / 環境政策 |
研究成果の概要 |
東アジア地域での環境負荷(CO2)の相互依存について検討した.1980年代は中国はCO2を他国に代わって排出している構造であったが,近年は他国にCO2排出を依存する部分も拡大している.また,東アジア地域のFTAが経済・環境(CO2)に与える影響について,GTAP-Eに産業連関分析を組み合わせて考察した.東アジアFTAはエネルギー集約財の生産をより効率的な日本に移し,環境負荷を改善する方向に働くが,FTAによる生産拡大効果やエネルギー代替効果は環境負荷を悪化させる方向に働く.FTAの環境負荷への影響は地域によって異なるが,中国が参加するFTAでは日本のCO2増加率は大きくなる.
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