研究課題
基盤研究(C)
内分泌撹乱作用を持つ物質が免疫系のみならず神経系にも影響を与え、近年問題となっている神経発達障害やアレルギー・自己免疫疾患などの免疫疾患の増加に関与している可能性が高い。植物エストロゲンの影響を防ぐため大豆除去飼料を用いて数世代繁殖させたマウスをもちいて検討したところ、マウス飼料中の大豆由来物質はビスフェノールAと同様Th1細胞分化を抑制させることが明らかとなった。内分泌撹乱物質によりややアレルギーが起きやすい状態が誘導されてはいるが、現在のところそれだけではアレルギー疾患増多の説明がつかない。
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