研究課題/領域番号 |
23510107
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境技術・環境材料
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研究機関 | 大阪工業大学 |
研究代表者 |
桑原 一成 大阪工業大学, 工学部, 教授 (00454554)
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研究分担者 |
益山 新樹 大阪工業大学, 工学部, 教授 (30157218)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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キーワード | バイオディーゼル燃料 / 着火特性 / ディーゼルエンジン / 噴霧燃焼 / 化学反応速度論 / 詳細化学反応モデル / 環境負荷低減 / 着火性 / 化学反応動力学 / 環境負荷低減技術 |
研究概要 |
バイオディーゼル燃料の主成分は脂肪酸メチルエステルである.詳細化学反応計算により気相燃料の着火特性を求めると,1000 Kを上回る高温条件では脂肪酸メチルエステル類の着火遅れ時間はアルカン類の着火遅れ時間よりも大幅に短い.一方,ディーゼルエンジン実験により燃料噴霧の着火特性を求めると,アルカン類の着火遅れ時間が脂肪酸メチルエステル類の着火遅れ時間よりも短い.気相の着火特性に優れるが液相の微粒化・蒸発特性に劣ることが,バイオディーゼル燃料を用いたディーゼル燃焼技術に制約をもたらしている.燃料組成設計のねらいは,着火特性を阻害することなく微粒化・蒸発特性を改善することに集約される.
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