研究課題/領域番号 |
23510118
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ナノ構造科学
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研究機関 | 大阪電気通信大学 |
研究代表者 |
富岡 明宏 大阪電気通信大学, 工学部, 教授 (10211400)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2013年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | 光物性 / Mesoscopic Structure / Organic Dye / Laser Processing / Droplet / Hydrophilic / 色素会合体 / レーザーアブレーション / 脱濡れ法 / 親水性基板 / 液滴 / 準安定 / 発光性 / メゾスコピック構造 / 溶液プロセス / 脱濡れ過程 / 液相レーザーアブレーション |
研究概要 |
貧溶媒中での液滴レーザプロセッシングにより、色素高分子のナノ微粒子を直径50nm~500nmの範囲で選択的に作製することに成功した。液中に単分散していたので、超薄型ディスプレイ応用などに向けて印刷法で画素を描くための「マテリアル・インク」として利用可能である。 疎水性側鎖のポリフルオレンでは電子準位に変化がなかったが、極性側鎖をもつMEHPPV高分子の場合には、光吸収・発光とも短波長化した。短波長化は微粒子直径には依存せず、可視光強励起の際分子振動が誘起、柔軟な極性側鎖の配置が変化して主鎖のπ電子にかかる局所場が変化したため、と説明した。脆弱な有機材料には可視光を用いる本手法が有意義である。
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