研究課題/領域番号 |
23510214
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 独立行政法人労働安全衛生総合研究所 |
研究代表者 |
大澤 敦 独立行政法人労働安全衛生総合研究所, 電気安全研究グループ, 上席研究員 (20358435)
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研究協力者 |
野村 信雄 春日電機, 部長
大内 幹夫 東京電機大学, 教授
MORROW R. University of Sydney, Honorary
MURPHY A. B. CSIRO, Senior Principal Scientist
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 除電 / コロナ放電 / イオン / 電気流体力学シミュレーション / 静電気障災害 / 火災 / 減災 / 品質管理 / 帯電 / 電気流体モデル / 静電気対策 / 国際研究者交流(オーストラリア) |
研究概要 |
本研究の目的は絶縁物のコロナ除電現象を理論的に解明することである。正・負イオンの2次元電気流体力学シミュレーションを用いて導体除電との比較及び種々の初期表面電荷密度分布の絶縁物の除電現象を調査した。絶縁物除電では,イオン挙動が除電面の電荷だけなく反対面の電荷に影響され,過除電の原因となることが示され,導体を用いる標準試験法で得られた除電器の性能評価結果を絶縁物除電に適用する場合の妥当性検討と問題点を指摘した。これらの結果からトラブルとなりうる除電不良の原因が解明され,これを防止するための除電器の使用法を提案した。さらにシミュレーションによって得られたオフセット電圧の最小化理論を実験で確証した。
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