研究課題/領域番号 |
23510231
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然災害科学
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研究機関 | 大分工業高等専門学校 |
研究代表者 |
菊川 裕規 大分工業高等専門学校, 機械工学科, 准教授 (70321528)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 広域火災 / 空中消火 / 延焼阻止 / 大規模火災 / 相似模型 / 風洞実験 / 消防ヘリコプター / 含水率 / 防災 / 模型実験 / 延焼防止 / 減災 |
研究成果の概要 |
阪神淡路大震災のような大震災時の市街地火災に,消防ヘリコプターによる迅速な空中消火に期待が寄せられているが,最適な消火方法についてはまだ明確にされていない.そこで,相似模型により空中消火を再現し,アクティブ制御風洞で気象条件を模擬して効果的な空中消火の方法について検証した.その結果,空中投下水による1回あたりの散布水量を増加すると最も効果的であることが明らかとなった.また,建物群や家屋間の樹木等にあらかじめ水を投下して延焼遮断帯を構築する可能性について検証した結果,ある一定の含水率を超えると延焼が阻止,または遅延させる効果があることが明らかとなり,市街地火災においても有効であると思われる.
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