研究課題/領域番号 |
23510258
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物分子科学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
市川 善康 高知大学, 自然科学系, 教授 (60193439)
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連携研究者 |
増田 俊哉 徳島大学, 総合科学部, 教授 (10219339)
小槻 日吉三 高知大学, 総合研究センター, 特任教授 (80093954)
中野 啓二 高知大学, 教育研究部自然科学系, 准教授 (50399747)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 全合成 / 天然物化学 / 有機合成 / 含窒素天然物 / 転位反応 / 海洋天然物 / テルペン / アルカロイド / イソシアナート / 不斉四級炭素 / 有機合成化学 / シアナート / 構造決定 |
研究概要 |
協奏的な機構で進行する転位反応は,有機合成化学の分野において重要な地位を占めている。転位反応は立体選択的に結合を構築するための手法として重用されている。本研究は炭素-窒素結合を形成するアリルシアナートの転位反応を活用して,窒素原子が結合した不斉四級炭素をもつ天然物の新しい合成ルートの開発を目指した。この結果,海洋天然物マンザシジンと光学活性なゲラニルリナロイルイソシアニドの合成に成功した。これによってゲラニルリナロイルイソシアニドの立体化学を解明することができた。さらに,含窒素天然物スフィンゴファンジンEの合成研究を実施して,重要中間体の合成に成功した。
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