研究課題/領域番号 |
23510313
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 名古屋大学 (2014-2015) 大阪大学 (2011-2013) |
研究代表者 |
上田 晶子 名古屋大学, 国際開発研究科, 准教授 (90467522)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 経済格差 / 農村 / ブータン / 格差 / 経済事情 / 文化人類学 / 国際協力 / 国際研究者交流 / 農村開発 |
研究成果の概要 |
本研究は、ブータンの農村社会内部における経済格差の状況に焦点をあて、貧富の差が作り出されるメカニズムの一端を明らかにすることを目的とした。そのメカニズムにおいて、村落社会内のカネ、モノ、労働力の動きと土地所有の形態に注目した。 土地の賃借条件の差が稲作地帯と畑作地帯の格差の創出を対比させる大きな要因であることが明らかになった。また、労働力の動きに関しても、貧しい農民が借米とその利子の返済を労働をもって行うことがあることが観察された。また、農村から都市への人口流出による労働力不足によって、農地を借りる条件が、借地人に有利な方向へかわりつつある。
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